■「IT教育指導士」・理念

1.昨日より今日、今日より明日、更に良い指導を志す。受講生の喜びが最優先
2.努力のないところに発展なし。自助努力が生き残りの原点
3.評価されるのは自分である。言動の全てに責任を持て
4.発想力と創造力を鍛える。考えることを止めることは全てをほうりげること
5.常に前進せよ。以前と同じでは後退するのと同じこと
6.自立せよ。自分を誉めることのできる自分になる。他人を受け入れことのできる自分になる。

 

■「IT教育指導士」・教えるべき4領域

1.操作の技術
 パソコンを使う楽しさ、コンピュータ活用の奥の深さを知るためには、操作できることが前提です。パソコンの操作習得のみがIT教育ではないけれど、大切な要素ではあります。操作技術とは、機能を知っていること、その機能を使う操作ができることです。では、知るべき機能は何でしょうか。
 

 OSにしろ、アプリケーションソフトにしろ、その機能は膨大です。幅広い人々が、さまざまに活用できるように 開発されているからです。しかし、使う側一人一人がすべてを知っておく必要はありません。端的に言えば、活用に必要な機能さえ知っていればよいのです。
 

 ただ、自分の知っている機能で充分かどうかわからない、もっと便利な機能があるのではないかと思っている人は多いでしょう。知っていれば新しい発想に結びついたのにと悔やまれるケースもあります。これを補うのが知識です。知識については次に述べます。
 

 操作ができるとはどのような状態を言うのでしょうか。操作の習得に大切なのは、速さより正確さであり、いろいろな方法を知っていることより確実にできることです。操作技術を習得しているとは、自然にすっと手が動く状態といえるでしょう。

 

 それには、操作の順番をひたすら覚えるのではなく、操作手順の流れを身につけることです。OSやアプリケーションソフトのメーカーにより多少の違いはありますが、それぞれに操作を進めていくパターン化された流れがあります。操作する技術があるとは、機能を知っている、キーボードやマウスの操作ができると同時に、操作の流れが身についていることが肝要です。
 

 

2.コンピュータに関する知識
 コンピュータに関する知識と言っても、一般の利用者に難解な専門知識が要求されるわけではありません。しかし、操作技術だけでは「コンピュータに使われる人」から脱することはできません。それぞれの人にどの程度の知識が必要かは、なぜ必要なのかを理解すると、おのずと見えてきます。
 

 一つには納得し安心して操作できれば、もっと活用しようとする意欲が生まれてくるからです。操作を間違って変にしてしまってはいけないと、ひたすら習った順番通りにたどっていくのでは、緊張するばかりです。 いちいち「クリックしていいですか」「このキーを押していいですか」と尋ねる人がいるのはそのためです。

 

 しかし、そのクリックはパソコンに何を指示しているのか、このタイミングでこのキーを押すとどのような機能が働くのか、そのときコンピュータの内部でどのような処理が行われているのか、そういうことがわかると自信を持って操作することができます。

 

 また、面倒と感じた手順も理由がわかってイライラしないし、操作をとばしてしまうことも防げます。操作ミスも軽度と重度の判断がつき、重度については予防策も取れるので、安心してどんどん利用することができます。
 

 例えば、初心者でも次のようなことを知っているのといないのではぜんぜん違います。なぜ日本語入力にいちいち確定が必要なのか、なぜ複写するとき2段階を踏むのか、コピーでどうなり貼り付けでどうなるのか、作業中のデータはメモリにありメモリの特性は 何なのかなどです。
 

 二つ目には活用・発想能力の基になるからです。コンピュータの機能や社会的な役割の歴史的変化、現在の優れた活用実態、最新の研究開発情報などは、今後の活用計画や全く新しい活用発想を生む基になります。
 

 効率化や改善の必要な問題点を発見するには、現状分析の力が必要ですが、そのときコンピュータの基礎知識とさまざまなアプリケーションソフトの得意分野を念頭において分析にかかれば、結果に違いが出るでしょう。

 

 三つ目としてコンピュータを利用すべきかどうかの判断材料になることがあげられます。利用するかどうかの判断は、機能的に可能かだけでなく、効率化が図れるか、新しい展開につながるかなど、大局から考える必要があります。それには、コンピュータの利点だけでなく欠点を充分理解しておく必要があります。

 

 コンピュータは大量データを速く正確に処理しますし、過去のデータから仮説を立てて予測も出来ます。変数を与えてシミュレーションも出来ます。けれども、入力された元データを一定の条件で処理しているに過ぎません。その処理の仕組みがある程度わかれば、コンピュータを利用する場合の注意点もわかります。また、コンピュータでの処理が可能だけれど、あえて人手を使ったほうが良いケースも見えてきます。
 

 最後に、コミュニケーションがはかれることを挙げておきます。コンピュータ活用は、複数の人で運用したり、大勢で共有したり、人的ネットワークに活用したりと、インターネット利用でなくとも、人間の輪の中にあります。ある程度の共通の知識があると、コミュニケーションがスムーズで活用も活性化します。

 

 例えば言葉一つを取ってもそうです。コンピュータはアメリカ生まれのため専門用語には英語(カタカナ語)が多いという難点があります。高齢の方や小学生には抵抗があるのは事実です。けれども、アレ・ソレ・コレでは 意思の疎通がはかれません。正しい言葉を使ってほしいものです。平明な言葉で丁寧に解説を付けて理解を助けます。そして、先生が常に正しい用語を使って話し、知らず知らずのうちに耳から覚えてもらいます。

 

 

3.論理思考力
 IT活用に必要な論理思考とはなにか、3つに整理して説明します。
 

 一つは、整理分類された階層構造の論理です全体から部分へ、部分から詳細へと焦点を絞る考え方です。IT活用でいう全体とは、コンピュータ処理の部分だけでなく、直接コンピュータに関係ない部分も含めた全体です。

 

 例えば業務活用なら企業全体であり、個人的な活用ならライフスタイル全体です。全体像とその構成を考え、各部分を意識し、その中のコンピュータ処理の位置と役割と責任と可能性を理解します。そこから具体的な活用方法へと焦点を絞っていくのです。
 

 コンピュータの活用方法についても、同様に整理分類された階層構造からなる全体図を構成します。そうすれば、おのずと必要な機器や利用するアプリケーションソフトが決まってきます。 そこで設計されたコンピュータ処理による様々な成果物は、当然ながら階層的に整理分類されていますから、全体として生きた活用になるのです。

 

 このような構成なしに、ただ先端機能のコンピュータとソフトが手に入ったからと凝りに凝った成果物を作り出したとしても、アンバランスになってしまいます。せっかく作ったからと無理に組み入れようとすると、全体を壊しかねません。
 

 二つ目はツリーの論理です操作技術の例に挙げた書式変更の流れをみても、さまざまな機能は分類され、大から小へといくつかの階層に整理されていました。また、各階層で機能の選択をしました。その選択肢はレベルを下げる道筋と、横へ広げる道筋で整然と整理されていました。太い木の幹から細い梢の先端まで樹液を運ぶ道筋があるのと同じです。

 

 ツリーとは、言い換えれは関係性です。上下、並列、類似、背反、拡散、集約など、分類し階層化した各部分はさまざまな 関係性を持って繋がっています。ツリー全体がはっきりとイメージできれば、スムーズに操作できるでしょう。
 

 操作だけでなく、ITを活用するには、階層構造の論理で構成された各部分の関係性を明確にし、ツリーの考え方で全体像を再構成していく必要があります。枝葉末節といえども、関係性を無視して組み込んでしまうと、その部分は意味をなしません。折れた枝が木に引っかかっていても枯れてしまうように。
 

 三つ目は、連続した流れ(フロー)の論理です階層とツリーの論理で、全体から詳細までが論理的に構成できてきました。もう一つ必要なのは、その道筋をたどって運用するための論理です。
 

 例えば、パソコンを使ってある帳票を作成するとします。その際、思いつくままにあれこれ操作し「何度も似たようなことを繰り返してしまった」「ごちゃごちゃになって初めからやり直し」ということはありませんか。

 

 それは、完成までの操作の流れが論理的に成り立っていないからです。また、「さっきもこれ試してダメだったのに」と言うことはありませんか。未知の機能を探り当てる手順が整理されていないからです。
 

 まず、起動から完成までの流れ(連続した手順)を自分なりに想定します。先にしておくべきことは何か、無駄なやり直しを防ぐにはどうするか、どの段階でいろいろ試すかなどの一連の流れです。各々の操作にも流れがあります。

 

 ツリーの道筋をどうたどるのか、どこまでひき返して次の分岐へ進むのか、その順番はどうするのかなど、連続した流れとして意識します。この連続がポイントです。今したことと、次にすることに連続性がないと、結局は目的に達成しないか、 随分遠回りするか、不充分な内容で終わってしまいます。枝から枝へ、むやみに飛びまわっても、実りある収穫は得られないのです。
 

 IT活用の全体を見ても同様です。例えば企業の場合、分類と階層構造による組織があり、それぞれの責任と権限が互いの関係性です。そしてIT活用は全体としても、各部内でも、また一人の仕事としても、互いに関連し連続した流れで進められる 必要があります。

 

 部署間の仕事に連続性が欠けていると、そこで流れは止まります。処理の順番が前後すれば、間違った結果を出すでしょう。判断の必要な場面で、条件によってどのような流れに分岐させるのか不明な場合もやはり止まってしまいます。コンピュータシステムの場合は、フリーズするというわけです。
 

 IT活用には、階層構造で全体を分類整理し、すべてをツリー状に関連付け、破綻のない一連の流れ(フロー)を構想し、 流れに沿って実際に運用できるだけの論理思考力が必要なのです。
 

 

 

4.活用能力
 IT活用で要求される主体性とはいったいどのような能力のことでしょうか。あなたはコンピュータを主体的に活用していると思いますか。
 

 IT活用の流れを大まかに述べます。1段階目の目的設定問題見発)、方法計画Plan)、実行Do)、過程と 結果の検証Check)、次の段階へ進むAction)と、繰り返しながら上昇するスパイラルアップのイメージです。

 

 誰かから問題を指摘され問題発見)、方法を指示されPlan)、間違わないようマニアル通り操作しDo)、人の評価を待つCheck)のでは、一見流れは似ているけれど活用しているとは言い難く、まさしく「コンピュータに使われる人」です。
 

 主体的に目的設定(問題発見)をするには、自分の足で立ち、感度の良いアンテナを張り、仕事や生き方に目標を持っていることが大切です。
 

 主体的に方法計画(Plan)を立案するには、慣例や固定概念にこだわらない柔軟な思考をすること、他の人の意見を待つのではなく自分の頭を回転させることが大切です。
 

 主体的に実行(Do)するには、失敗を恐れないチャレンジ精神、四の五の言う前にとにかくやってみる行動力、面倒がらないフットワークの軽さが必要です。
 

 主体的に検証(Check)するには、独自の価値観と判断基準を持つと同時に、冷静な分析力が必要です。

 IT活用の流れを見てみると、何れのステップにも、「操作技術」・「知識」・「論理思考力」・「主体的な発想と行動力」 の4つの要素が不可欠であり、それらが複合的に連結してこそ生きてくることが分かります。
 

 IT教育で育成するべき活用能力とは何か、おわかりいただけたでしょうか。授業計画を立てるとき、カリキュラムを作成するとき、実際の講義に臨むとき、4つの要素ごとにポイントを整理して内容を決めると総合的に良い授業ができるでしょう。
 

 また、教えることが、操作技術・知識・論理思考力・主体的な発想と行動力であるならば、当然先生にはこれらが必要だと言うことです。教育は「鏡育」、先生が良き"規範モデル)"になるには、それなりのレベルが要求されます。自分を見なおす目で、もう一度読んでみてほしいものです。

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