■「IT教育指導士」・指導にあたっての心得
「IT教育指導士」は、格調高いプロの先生です。一人一人の学習者を大切にし、常に誠意を持って対応します。学習者の心を傷つけることは絶対にないよう気を付けます。
授業は楽しいものでなければなりません。特に、社会人を対象とした授業では、学習者のプライドを傷つけるようなことがあってはなりません。学校の先生のように上からものを言うことがないようにします。
また苦手意識を持っている学習者に対しては、常に励まし、楽しい中で学習できるよう配慮します。
楽しいだけではなく、学習者の習得状況は常に監査し把握します。授業中は机間移動を怠ることなく、質問の時間を適宜設けます。
「IT教育指導士」が教えるべき4つの領域に従って、指導します。操作だけを教えるのではなく、常に、これから行う操作は、何のために必要で、何の役に立つかを説明します。
授業の流れを組み立て、補助教材を上手に使います。テキストはあくまでツールです。テキストに惑わされるような指導は、学習者の習得度を低くしてしまいます。
先生を演技し、参加型授業を演出します。学習者とのコミュニケーションも配慮を怠らず、常に一定の距離を保つようにします。
詳細は、「IT教育指導士心得」(㈱コンピュータ教育社発行)「IT教育指導士指導の手引き」を是非一読ください。